amptalk株式会社は、セールス・イネーブルメントと言われている領域において、日本の営業効率をしていきたいという想いを持って2020年の5月に創業。
ビデオ会議、オンライン架電(CTIツール)と連携。音声や動画を取得し、書き起こした内容をSFAに出力するサービス「amptalk」を開発。営業の効率を上げることを目指しています。
今回は、amptalk様がフライクにご依頼いただくまでに抱えていた課題や、Salesforceなどバックオフィスのシステム構築までの経緯、その後の展開を代表取締役の猪瀬氏とセールスマネージャーの柳牛氏に伺いました。
導入ツール
提供サービス
〜「今のオペレーションがよりスムーズになる」ために〜
主にThe Model型で営業体制を構築されている会社様に向けてフィットする形になっています。
たとえば、インサイドセールス、フィールドセールスでコミュニケーションがうまくいかない、連携できないといった課題を抱えている際、当社のプロダクトをお使いいただくと、情報連携がかなり密にできるというメリットがあり、そういった企業に導入いただいています。
機能売りをするわけではなく、あくまで既存の業務フローに合わせてお客様が使いやすいように、色々なツールを連携し「今のオペレーションがよりスムーズになる」というところを前提に提案しています。
私はずっと営業としてのキャリアがあるので、営業をやっていた頃は自分で入力者としてCRMツール(顧客管理)を触る機会が多かったです。
その中で「情報の蓄積がうまくできていない企業が多い」と常々感じていたんです。こういったところから、最初にCRMツールへの情報入力や、オペレーションの整理を徹底的にやるべきだという考え方は当初から持っていました。
〜理想のシステムを構築するためのパートナー選び〜
いくつか条件を設け、まず1つ目が「コミュニケーションがしやすい」会社様。日々問題が出てくるところを気軽に相談ができたら良いと。
2つ目が「全体最適で見られる」方です。部分最適でシステムを構築するパターンも多いようですが、当社としては全体のフロー・業務フローを描いた上で「どこを効率化できるか」という部分をしっかりお話しできる会社様を希望しました。
3つ目が「システム構築後の問題にも対応できる」です。システムを作った後も問題は出てくるので、問題改修を常にやり続けていただける会社様という条件を出したんですね。
それら3つから、信頼できる方・会社様を選ぶべきだという想いもあり、フライク様にお願いした次第です。
当社は海外のSaaSを使っていたのですが、うまく運用ができず。freeeを使って請求を全て手動で管理していたんですね。しかし、すべて手動となるとミスも起きてしまい、少人数でいかにオペレーションを回していくかというときに、今の運用では限界がありました。
そのため、Salesforceとfreeeをつなげ、サブスクリプションの請求をほぼ自動管理していくというのは、当社の理想であり、マストでやらなければならないことです。それらの理想をどう達成できるかというお話をフライク様と具体的にしていく中で、Salesforceを構築するという方向に舵を切ることになったということです。
〜ボタンを押すだけで請求書を全自動で作成可能に〜
元々はHubspotでマーケティングを管理し、Salesforceと連携して、セールス側はSalesforceで管理、というそれぞれ異なるツールを使っていたんです。
その後、フライク様にHubspotからSalesforce・freeeをすべて繋げていただき、これまでの業務フローを全体最適化できました。
具体的にどこを中心にやらせていただいたかというと、今回はバックオフィスを中心に月額課金や年額課金のサブスクリプションモデルを、契約オブジェクトを使って請求を自動で回せるようにご依頼したのです。
毎月初めに項目にチェックを入れて、ボタンを押すだけで全部請求書が自動で作られ、それらがBoxに格納される。さらにその請求書がお客様の方に自動でお届けされるという形で、その取引自体も自動でfreeeの方に一つひとつ明細が作られるところまで設計をお願いしたんです。
また、マーケ・セールスのオペレーションを分かりやすくすることも目的の一つです。
取引先責任者や取引先、請求情報が全部集約されているので、何か問題があったときには最初に戻って営業メンバー全員が参照できるという環境ができたことが、社内で大変好評を博しています。
やはり、請求のプロセスが大変だと感じました。
契約部分の詳細や、どのようなオペレーションになるのかなど、無限にケースを考えなければいけないところがあって。フライク様にとって結構負担になってしまったのではないかと思います。
請求管理・運用はオペレーションが会社によって無限にパターンがあると思うのですが、プロダクトに合わせに行くか請求がプロダクトに合わせるかという2通りで考えたときに、個人的には「請求がプロダクトに合わせる」というのは難しいのではないかと懸念していたんです。
フライク様に打診した結果、課題に合わせるような形でSalesforceを作っていただいたので、こちらの希望を叶えていただき大変嬉しかったです。
〜信頼できるパートナーと見通す展開〜
事業を走り出してから思いもしないオペレーションがどんどん入ってくるといった時に、Salesforceの方も少し見直さなくてはいけないところが出てきています。
これら「未来のシステム」を見直す際にも、元々の設計をしていただいているフライク様を信頼してご相談できるというのはすごくありがたいですし、社内のメンバーのような形でパートナーと思って変わらぬお付き合いをお願いしたいです。
今後もそういった形で長い目でどんどん変わっていくものを、一緒に作り上げていきたいと思います。
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