Sales Cloudライセンス費用を無駄にしない!今すぐ使うべき10機能

Sales Cloudライセンス費用を無駄にしない!今すぐ使うべき10機能

Salesforce Sales Cloudを導入したものの、豊富な機能を十分に活用できていないという声をよく耳にします。

特に、

  • ライセンス費用が高い
  • 人数が増えるとさらにライセンス費用が高くなる
  • もっと活用したいが方法がわからない
  • コストに見合った効果が出ているか不安

といった悩みを抱えている企業は少なくありません。

Sales Cloudには、営業活動を効率化し、売上向上に直結する機能が数多く搭載されています。

しかし、これらの機能を知らないまま、あるいは使いこなせないまま運用している企業が多いのが現状です。

本記事では、Sales Cloudの中でも特に重要な10の機能をピックアップし、それぞれの活用方法と効果を詳しく解説します。

これらの機能を使いこなすことで、営業プロセスの可視化、案件管理の精度向上、営業チーム全体の生産性アップを実現できます。

記事の最後には「Sales Cloud利活用チェックシート」もご用意していますので、ぜひ貴社のSales Cloud活用状況をチェックしながらお読みください。

もし「使えていない機能が多い」と感じた場合は、フライクの「Salesforceライセンス最適化プラン」60分無償相談会もご活用いただけます。

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はじめに:Sales Cloud利用「必須機能」とは

早速Sales Cloudの必須機能を見ていきましょう。

Sales Cloudの費用は月額21,000円です。
(※最も利用しやすいのはEnterpriseのため、このブログではEnterpriseEditonを前提に記載しています)

  • 10名の組織であれば年間252万円のランニング費用
  • 50名の組織であれば年間1,260万円のランニング費用
  • 100名の組織であれば年間2,520万円のランニング費用
    (※定価の場合)

また、利益率10%で考えると、既存の売上に「追加」が必要となります。

  • 10名組織の場合:2,520万円
  • 50名組織の場合:1億2,600万円
  • 100名組織の場合:2億5,200万円

ですので、しっかりとSales Cloudを活用できているかを見ていきましょう。

 

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これだけは使うべき!SalesCloud機能10選

さて、ここからはいよいよ本ブログの主題であるSales Cloudを最大限に活用するために押さえておくべき10の機能をご紹介します。

Salesforceを契約し、これらの機能を自社が使いやすいように設定すれば、2〜3ヶ月で営業プロセスの効率化、案件管理の精度向上、そして売上の最大化を実現する準備が整います。

それぞれの機能について、概要・活用方法・期待できる効果を詳しく解説しますので、ぜひ自社の活用状況と照らし合わせながらご確認ください。

機能① リード(Lead)

リードは、まだ顧客になっていない見込み客の情報を管理する機能です。

名刺交換した相手、ウェブサイトからの問い合わせ、広告経由のコンタクトなどを登録し、会社名、担当者名、役職、連絡先、興味を持っている製品、獲得チャネルなどを記録できます。

機能② キャンペーン(Campaign)

キャンペーンは、展示会、セミナー、Web広告、メールマーケティングなど、あらゆるマーケティング活動を一元管理し、その効果を測定する機能です。

各施策から獲得したリードや取引先責任者を紐づけることで、どの活動が商談や売上に貢献しているかを追跡でき、マーケティングROI(投資対効果)を正確に計測できます。

機能③ 商談(Opportunity)

商談(Opportunity)は、Sales Cloudの中核機能で、具体的な営業案件を管理します。

商談には取引先名、金額、成約予定日、商談ステージなどの情報が含まれ、営業チーム全体で進捗を共有することで成約率向上につながります。

機能④ 商談商品(Opportunity Product)

商談商品(Opportunity Product)は、商談で提案している商品やサービスを個別に管理する機能です。

一つの商談に複数の商品が含まれる場合、それぞれを登録することで、商談全体だけでなく商品別の売上や利益率を正確に把握できます。

機能⑤ 価格表(Price Book)

価格表(Price Book)は、商品の標準価格やカスタム価格を一元管理する機能です。

全社共通の「標準価格表」と、特定の顧客セグメントや地域向けの「カスタム価格表」を作成でき、営業担当者は承認された適切な価格で提案できます。

これにより価格設定の一貫性が保たれ、恣意的な値引きや価格のバラつきを防止でき、価格改定時も効率的に更新できます。

機能⑥ 見積(Quote)

見積(Quote)は、商談情報と連携して顧客への正式な見積書を作成・管理する機能です。

商品、価格、数量などが自動反映されるため、作成時間の短縮と入力ミスの防止が可能です。

バージョン管理により価格交渉の履歴を記録でき、PDF出力や電子署名との連携で見積承認から契約締結までのプロセスをデジタル化できます。

機能⑦ 売上予測(Forecasts)

売上予測(Forecasts)は、営業チームの将来の売上を予測し、目標達成度を可視化する機能です。商談の金額、確度、クローズ予定日などのデータをもとに、月次・四半期・年次の売上予測を自動的に算出します。

営業担当者個人やチーム全体の予測値と目標値を比較することで、達成見込みを早期に把握でき、必要に応じて追加施策を実施できます。

また、予測の精度を継続的に分析することで、営業プロセスの改善にもつながります。

機能⑧ 契約(Contract)

契約(Contract)は、顧客との契約内容を管理する機能です。

契約開始日、契約終了日、契約金額、契約条件、自動更新の有無などを一元管理でき、契約終了日が近づくと自動アラートで更新機会を逃しません。

契約内容を正確に記録することで、顧客との認識の齟齬や契約トラブルを防止し、契約データの分析により更新率や顧客に好まれる契約条件などの戦略的なインサイトも得られます。

機能⑨ Gmail・Outlook連携

Gmail・Outlook連携は、メールクライアントとSalesforceを連携させ、顧客とのメールのやり取りを自動的に記録する機能です。

この機能により、営業活動の記録作業が大幅に削減され、営業担当者はより多くの時間を顧客対応に充てられるようになります。

また、Salesforce内から直接メールを送信でき、メールテンプレートを活用することで定型的なメール作成の効率化も図れます。

機能⑩ セールスパス(Sales Path)

セールスパス(Sales Path)は、商談のステージを視覚的に表示し、各ステージで必要なアクションやガイダンスを提供する機能です。営業プロセスを標準化することで、営業担当者は「今、何をすべきか」を明確に理解できます。これにより商談を前に進める方法が明文化され、営業の属人化を解消し、成約率の向上につながります。特に新人営業担当者にとっては、ベテランの営業プロセスを学びながら実践できる効果的な教育ツールとしても機能します。

Sales Cloud利活用チェックシート

フライク独自のSalesCloud利活用チェックシートとなっております。

それぞれの機能に重要度をつけておりますので、自社のSalesCloud利活用具合のランクをチェックしましょう。

※詳細はホワイトペーパーでご確認いただけます。

 

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まとめ:Salesforceライセンスの最適化ならフライクへ

ここまで、SalesCloudの必須機能10選とその活用方法をご紹介しました。
チェックシートで自社の利活用状況を確認された結果はいかがでしたか?

以下のようなお悩みをお持ちでしたら、ぜひフライクにご相談ください。

  • SalesCloudのライセンス構成を最適化したい

・現在のライセンス構成が本当に最適かどうか、第三者の視点で分析します。

・使っていない機能にコストをかけている可能性や、Platformライセンスへの切り替えによるコスト削減の余地を診断します。

  • ライセンス費用を抑えながら、より便利に使いたい

・コスト削減と利活用向上は両立できます。

・貴社の営業プロセスに本当に必要な機能を見極め、無駄なコストを削減しながら、重要な機能をしっかり活用できる体制づくりをサポートします。

  • 第三者の目線でライセンス構成を相談したい

・社内だけでは判断が難しいライセンス構成の見直しを、Salesforce活用の専門家であるフライクが客観的にアドバイスします。
・他社事例や最新のベストプラクティスを踏まえた最適なご提案をします。

フライクは、SalesCloudの導入・活用支援を通じて、多くの企業様のライセンス最適化をサポートした実績がございます。

まずは現状分析から始めませんか?

ライセンス最適化相談会を随時受付中です。お気軽にお問い合わせください。

自己紹介
大瀧 龍 株式会社フライク 代表取締役

福岡県福岡市出身。富士通グループ会社のシステムエンジニアや営業支援などを経て、2017年にfreee株式会社に参画。九州支社長と広島営業所長を兼任し、2019年には西日本の責任者としてマザーズ上場に貢献する。同年2019年に「3rdコンサルティング株式会社」を創業。システムを活用した中小企業の経営課題解決やIT化、DX化支援に取り組む。システムエンジニアや営業として現場で培った経験を生かして、フロントオフィスとバックオフィスの両方をカバーし、システム設計・開発から運用提供まで一括して提案できるコンサルティングを追求。

2021年11月に社名を「株式会社フライク」に変更し、新たなスタートを切る。IT普及を目指すコミュニティ「ふくおかクラウドCafe」や、YouTube「システム組立ちゃんねる」なども運営し、地方企業のIT化推進に日々努めている。

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