【会計ソフトfreee×Salesforce連携事例】freee for salesforceを使わない方法をご紹介

【会計ソフトfreee×Salesforce連携事例】freee for salesforceを使わない方法をご紹介

こんにちは。
システムで“できない”を“できる”にするシステム組立屋の大瀧です。

今回のテーマは、
「会計ソフト」の組み立て方です。

ご紹介するITシステムは主に2つ。

  • Salesforce
  • freee

まずは私が10年愛用し続け、たびたびブログでも取り上げているSalesforce。

次に、私の前職でもあり、2020年12月に上場したfreee。

顧客管理・案件管理といえば、
「Salesforce」

そして、クラウド会計サービスといえば、
「freee」


Salesforceを約10年、
freeeを4年使い続けている大瀧がお届けする
「freee for salesforceを使わないで連携させる方法」を当社フライクの事例をご紹介しながら深堀りをしていきたいと思います。

この記事を動画と並行して学ぶと理解が深まると思います▼

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Salesforceになぜ会計ソフトfreeeを連携するのか?

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まず、Salesforceは顧客管理・案件管理でシェアNo1のITツールです。
具体的な使い方は、毎回ブログでも紹介している通りですが、今一度おさらいしてみましょう。

例えば、お客さまから見積り依頼がきたとします。通常、営業担当は見積書作成のために

  • エクセル
  • 販売管理
  • 基幹システム


の3つを開き、見積書の作成をするケースが多いでしょう。

そして、営業が作成した見積書を正式版としてお客さまに送付する前に、

  1. 上司に確認依頼→社印の押印許可を依頼して提出。
  2. お客さまから正式な発注があった後は、契約書・発注書を作成し提出。
  3. さらにサービス・商品を納品し、納品書もお送りします。経理もしくは総務に請求に関する情報を伝え、印刷・宛名書き・切手貼り、投函。
  4. 経理は別作業として入金予定日や金額・お客さまの名前を確認し、売掛台帳へ入力。会計ソフトに仕訳作業を実施。翌月お客さまから入金があれば売掛台帳への消込作業、会計ソフトへの入力。

これが一般的な業務フローです。
日々の業務の一環ですが、
結構ややこしく回りくどく感じている方もいるのではないでしょうか。

そしてこういうときに限ってハプニングはつきものです。

もしお客さまからの入金が滞ってしまったら…
売掛台帳の消込ができないので、営業にその情報を伝え、営業からお客さまへ入金の催促…

ですが、ご安心ください。

この面倒なフロー、Salesforce×会計ソフトfreeeの連携ですべて楽になります!

連携して何が良くなるのか?

Salesforceと会計ソフトfreeeを連携することで業務改善されるポイントは、大きく分けて3つ。

  1. Salesforceの顧客・案件管理で入力した情報⇒会計ソフトfreeeへ連携
  2. 会計ソフトfreee×インターネットバンキング連携による売掛消込作業の効率化
  3. 会計ソフトfreee⇒顧客・案件情報への入金・未入金情報を連携

もちろん「二重三重入力を極力なくす」という前提ですが、中小企業にとっては限りあるリソースを最大限、
売上増加・利益確保につなげたいのではないかと思いますので、
業務フローの改善とシステム導入のセットで
解決できるように組立てました。

freee for Salesforceを使って連携する

Salesforceとfreeeを連携させる方法として、freee for SalesforceというAppExchangeを利用する方法があります。

ここから詳しく解説します。

freee for Salesforceの基本知識

freee for Salesforceは、Salesforce社のAppExchangeプラットフォーム上で提供されるアプリケーションです。

こちらが公式サイトとなります。

freee for Salesforce

freee for Salesforce~見積書・請求書など帳票作成から入金消込までシームレスな顧客管理

freee for Salesforceのメリット

freee for SalesforceでfreeeとSalesforceを連携することにより、商談・見積書/請求書作成・個別債権管理・入金消込・仕訳入力・商談の入金確認がシームレスに運用可能となります。

今まで社内の経理担当が行っていた請求書発行や入金確認作業をSalesforceが提供するSales Cloud上で作成することができます。そのため、今まで経理担当と行っていたコミュニケーションが不要となり、業務効率化が実現できます。

freee for Salesforceの価格・費用

freee for Salesforceは最低価格 ¥40,000となっています。

詳細については、お問い合わせください。

SalesforceとクラウドERP freeeの自動連携 | freee for Salesforce | クラウド会計ソフト freee

フライクがfreee for Salesforceを利用して連携していない理由

freee for Salesforceを使って連携していない主な理由は、freee for Salesforceを使えるfreeeの対象プランが法人のプロフェッショナルとエンタープライズのみだからです。

また、顧客毎に要件定義も異なり、最適解も違うことから、freee for Salesforceを使用して連携はせずにAPI連携をしています。

freeeのプラン別価格表です。

freee×Salesforce連携事例
画像引用:【法人】freee会計のプランについて – freee ヘルプセンター

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freee for Salesforceを使わずに連携させる方法

では、freeeとSalesforceを連携させる方法を具体的にお伝えしていきます。
freeeはAPI(Application Programming Interface)と呼ばれる他のシステムと連携するためのシステム間の口が大きく開いているシステムです。

freee×Salesforce連携事例

詳細はこちらに仕様が記載しております。
https://developer.freee.co.jp/reference/accounting/reference

この仕様を元に、私たちフライクでは以下のような手順でfreee for Salesforceでは実現できていない細かい機能まで実装しております。

手順① Salesforceの商談を受注ステータスに変更すると見積書⇒請求書データの作成

  • 商談のステータスを「10_請求書作成」に変更
freee×Salesforce連携事例
  • 請求書明細が自動生成
freee×Salesforce連携事例
  • オリジナル画面で請求書PDF作成&Box格納
freee×Salesforce連携事例
freee×Salesforce連携事例

手順② Salesforceの請求書一覧画面から該当請求を選択肢、顧客へメールを送る

freee×Salesforce連携事例
freee×Salesforce連携事例

手順③ メール送信完了後、自動的にfreee会計ヘ連動

freee×Salesforce連携事例

<動画で確認>

いかがでしたでしょうか?
freee会計の機能にはなりますが、売掛金管理(債権管理)もできるため、私たちフライクではインターネットバンキングから入金を確認後、債権の消込をfreee会計で実施しております。
その情報をSalesforce⇒freee会計へ確認し、Salesforceの商談のステータスを「全額入金済み」にも変更をしております。
つまり、Salesforceは営業が、freeeは経理が業務した内容がそれぞれがメインで使っているシステムへ反映することができます。

freee×Salesforce連携事例

freee for Salesforceではできなかった請求書一覧からのメール送信&freee会計への連携やBoxに格納されている請求書のURLをfreee会計へ連携させることができます。
freee会計のファイルボックスだけでは原始証憑の確認ができない場合を考慮し、すべての売掛請求書が格納されているSalesforce&Boxと連携することが可能となっております。

Salesforceの使い方を改めて以下のチェックシートで確認してみませんか?

【永久保存版】salesforce利活用チェックシート 資料ダウンロード

こちらの動画では【freee会計を中心としたシステム連携組立図ページ】をご紹介していますので、併せてご参考いただければと思います▼

まとめ

freee会計を中心としたシステム連携組立図のお役立ち資料はこちらから


Salesforce、freee
それぞれのITツールだけでも十分な機能を持っていますが、
連携し組み合わせて使うことで、更なる利活用ができます。

そして、この連携で生まれた浮いた時間をどのように活用し、更なる利益を生み出すか?が
組立屋フライクが皆様にオススメしたい最大のポイントとなります。

ITツールは便利です。
しかし、便利だけで終わらせてしまってはいけません。

費用を売上に変え、さらには利益を残してこそ、企業は成り立ちます。

今回のブログをご参考いただき、
1社でも多くの企業が描いた未来に向かって
一直線になり、システムで“できる”が増えますように。

Salesforce×freeeを連携して、

【会計ソフトと顧客・案件管理システム連動でストレスを解消】を実行したい。

描いた未来、一直線を実現したい。

という企業さまは、ぜひフライクにお問合せいただけますと幸いです。

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株式会社フライクではツールの導入・初期設定だけではなく、運用方針の支援もしていますが、すぐにシステムの導入をご提案することはありません。お客様が行っている普段の業務、描いている未来をまずはヒアリング致します。


理由は、導入するだけでも比較的大きな金額が掛かりますし、そもそも活用できなければ意味がないからです。

・相談したいけど事前にシステム組立屋のサービスについてもっと知りたい

・DX推進パートナーとして具体的に何をしてくるのか…

まずは、弊社サービスのVision Road Mapプログラムの資料を無料ダウンロードいただければ幸いです。

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自己紹介
大瀧 龍 株式会社フライク 代表取締役

福岡県福岡市出身。富士通グループ会社のシステムエンジニアや営業支援などを経て、2017年にfreee株式会社に参画。九州支社長と広島営業所長を兼任し、2019年には西日本の責任者としてマザーズ上場に貢献する。同年2019年に「3rdコンサルティング株式会社」を創業。システムを活用した中小企業の経営課題解決やIT化、DX化支援に取り組む。システムエンジニアや営業として現場で培った経験を生かして、フロントオフィスとバックオフィスの両方をカバーし、システム設計・開発から運用提供まで一括して提案できるコンサルティングを追求。

2021年11月に社名を「株式会社フライク」に変更し、新たなスタートを切る。IT普及を目指すコミュニティ「ふくおかクラウドCafe」や、YouTube「システム組立ちゃんねる」なども運営し、地方企業のIT化推進に日々努めている。

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