電話番号入力不要

入力フォームから「電話番号の項目」をなくしたシンプルな理由

入力フォームから「電話番号の項目」をなくしたシンプルな理由

こんにちは、

システム組立ちゃんねるを運営している株式会社フライクの大瀧です。

フライクの【こだわりブログ】と題してお届けしている内容の第三回目です。

今回のこだわりは「LP(ランディングページ)から電話番号の入力欄をなくした」という、マーケティングやセールス経験者にとっては衝撃的な内容だと思います。

私達フライクは、不要な電話を受電する・架電する行為で、安易にお客さまの信頼を失いたくないと考えた結果、資料ダウンロードページやメルマガ登録フォームから電話番号の記載項目をなくしました。

そこで、このブログでは、この決断をした背景を率直にお伝えしていこうと思います。

ぜひ最後までフライクのこだわりに、お付き合いいただけますと幸いです。

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時間を奪うだけの電話営業は反感を買う

まず、私の営業経験に基づく見解を述べたいと思います。

私自身、アウトバウンド(自分から電話をかける攻めの営業)、インバウンド(企業から問合せがあった際に対応をする営業)、そしてフィールドセールス(主に対面で打ち合わせをする営業)など、さまざまな営業スタイルを経験してきました。

どれも貴重な経験でしたが、一貫して感じていることがあります。

それは・・・・・・

お客さまも、私自身も

「興味のない話をするのもされるのも、時間の無駄であり、ストレスが溜まるだけ!」

ということです。

さらに、起業して営業を受ける機会が多くなった今、タイムマネジメントは最重要であり、少しでも無駄な時間を減らしたいというのが本音です。特に電話営業は、できるだけ避けたい。可能ならば、全てお断りしたいという気持ちです。

ここで、本題である「入力フォームから電話番号の項目をなくしたシンプルな理由」を説明する前に、ストレスを感じてしまう迷惑な営業行為についてお話したいと思います。

ストレスを感じてしまう迷惑な営業行為①   

期待外れだったセミナー参加後のフォローアップ電話

コロナ禍でWebセミナーに参加したり、録画を視聴したりする機会が増えました。

実際のところ、セミナーに参加しなくてもWeb記事で確認できる、あるいは、期待した内容と異なるなど、失望したことがしばしばありました。

しかし、私がストレスを感じる一番のポイントは、セミナーの内容いかんにかかわらず、参加するには個人情報の入力が必須となっているところです。特に携帯や会社の固定番号が必須となっており、それを記入すると、幾度となく営業電話がかかってくる・・・

まあ、架空の番号を登録すればよいのでしょうが、企業によっては信頼に関わりますので、どうしても本当の番号を入力してしまいます。

その結果、何度断っても少し時間が経てば「検討状況は、いかがですか?」・・・

「検討する」なんて言ってないのになぁ。

ストレスを感じてしまう迷惑な営業行為②  

内容希薄な資料ダウンロードからのフォローアップ営業 

面白そうな記事だと思ってホワイトペーパーをダウンロード。

もちろん良い資料もありますが、中には個人情報を取得するだけの内容が希薄な資料もあります。

「あれ、これってWebサイトに載っている内容を、ただまとめて資料にしただけじゃん!」と、がっかり。

そして、その後に「資料に興味を持っていただけましたでしょうか?」と、しつこい営業電話。

「まったく興味ないです!」と伝えても、担当営業が変わると「新しい担当からのご挨拶を・・・」なんて。

渋々アポイントを受諾し面談した際には、「なぜ興味を持っていただいたのですか?」とか聞いてくる営業マンも(笑)。

もう頼むから、しっかり情報管理してくれよ!って思いますよね。

ストレスを感じてしまう迷惑な営業行為③ 

Web問合せページからの定型文営業 

私が起業したのは2019年11月。

起業当時は投資できる金額が今よりも圧倒的に少なかったため、最低限の機能だけがついたホームページを作りました。もちろん営業は私一人で担っていたため、Webサイトからくる問合せは、すべて私自身が対応をしていました。

しかし、そのホームページを通してくる問合せの多くは、弊社のサービスに対する見込み客ではなく「企業からの営業」でした。

そして、その問合わせはオリジナルのものもありますが、ほぼ90%は「定型文の内容」。

営業を受けるために自分のホームページを開設したわけではないし、管理をしているわけではないんだよな~。

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フライクの資料ダウンロードページから電話番号の「入力欄」を削除したシンプルな理由と目指す効果 

電話番号の入力を削除したシンプルな理由 

私達フライクは「営業はしない」が方針です。

社内のマーケティングMTGの中で、これまで契約&プロジェクト化したお客さまを分析していたときに、気がついたことがありました。

契約&プロジェクト化したお客さまの問合せ時の行動パターン

パターン① ホームページ回遊後、問合せ
パターン② Youtubeから飛んできて、即時に問合せフォームから問合せ
パターン③ 資料ダウンロード後、さまざまなコンテンツを見てから問合せ 

いずれも弊社のコンテンツを通して、フライクの想いや考え、ノウハウをしっかり理解して頂いた上で、その後問合せを頂戴しております。

そしてフライクの営業活動は、お問合せ後の「30分無料相談」「120分の無償ヒヤリング」のみです。

お気付きの通り、「電話営業」は全くしておりません

つまり、

ホワイトペーパーや資料ダウンロード、メルマガ登録を行うに当たって、「電話番号を入力いただいても、私達フライクからは一切架電しない」ということです。

長くなりましたが、私達フライクが

「弊社の資料ダウンロードページから電話番号の入力欄を削除したシンプルな理由」

フライクから一切営業電話をしないので、電話番号を入力する必要はない!

ということです

「システム導入の成功率100%」を目指して「電話営業」をゼロにする 

私達フライクのホームページで電話番号を入力するのは、たった一箇所「問合せ時」だけです。

その理由としては、お問合せ内容を確認するために、場合によっては、お電話させていただくことがあるためです。

このように、電話番号の入力を必要最低限にすれば、お客様にとっては電話営業の煩わしさを軽減し、私達フライクにとっても、真剣にご検討いただけるお客様のみに対応できるという、双方のメリットしかないのです。

では、電話番号の入力をなくすことによって、フライクが目指しているものとは何か?

この背景には、戦略と戦術、そして行動指針があります。

戦略:システム導入の成功率を高めるために、お客様に問合せ時点でフライクのファンになっていただく
戦術:高品質なコンテンツマーケティングで、他社が真似できない圧倒的なレベルでコンテンツをアップする
行動指針:多くの見込み客に対して接点回数を増やす


そのための施策として、

【電話番号の入力をなくす】

ということです!

もう少し詳しく説明すると、

私達フライクの強みは「システム連携組立図」「システムを利活用したデータドリブンの経営戦略室の立ち上げ」です。

単純に1つのITツール、特に、よく問合せをいただく「Salesforce」を導入するだけの企業ではありません。

他社と大きく違うところは、

自社で徹底的に複数のITツールを実験・研究しつくして、複数領域におけるベストプラクティスを探求していること

手前味噌ですが、飽くなき探求心と、そのアウトプット回数・質では他社を圧倒できるものと自負しております。

よって、このアウトプットこそが、お客様にとってもストレスのかかる電話営業をゼロにする最善策だと思っております。

つまり、ダウンロードページから電話番号の入力を除外することで、お客様の便宜を図りながら、しかし本質的には、このブログや資料を通して、未来のお客様にフライクのファンになっていただく。そして、その状態での問合せが、私たちフライクにとっても有意義だと考えています。

そして、フライクのファンになっていただくことで、お客様に対する相見積もりや不毛な営業活動に費やす時間も軽減できる。最終的には弊社の熱い想いを理解してくださるからこそ、プロジェクト推進がしやすくなる。

この状態を作るために、弊社の戦略でもある「システム導入の成功率を高めるために、お客様に問合せ時点でフライクのファンになっていただく」を実現しながら、結果として、システム導入率52.8%(※)を、100%達成に近づけることができると信じています。

※出典:日経ビジネス “プロジェクト失敗の理由、15年前から変わらず” https://business.nikkei.com/atcl/opinion/15/100753/030700005/

まとめ 

いかがでしたしょうか?

今回は、フライクのこだわりである「資料ダウンロードページから電話番号の入力項目をなくしたシンプルな理由」をお伝えしてきました。

もし、本ブログをご覧いただいた企業さまの中で「フライクと一緒に【システムを武器に変革】したい」というお気持ちがあれば、一緒に組織変革に取り組みましょう!

経営戦略の立ち上げ、VRMについて、その他ブログの内容に関するお問い合せもお待ちしています。

株式会社フライク 代表取締役 大瀧 龍

自己紹介
大瀧 龍 株式会社フライク 代表取締役

福岡県福岡市出身。富士通グループ会社のシステムエンジニアや営業支援などを経て、2017年にfreee株式会社に参画。九州支社長と広島営業所長を兼任し、2019年には西日本の責任者としてマザーズ上場に貢献する。同年2019年に「3rdコンサルティング株式会社」を創業。システムを活用した中小企業の経営課題解決やIT化、DX化支援に取り組む。システムエンジニアや営業として現場で培った経験を生かして、フロントオフィスとバックオフィスの両方をカバーし、システム設計・開発から運用提供まで一括して提案できるコンサルティングを追求。

2021年11月に社名を「株式会社フライク」に変更し、新たなスタートを切る。IT普及を目指すコミュニティ「ふくおかクラウドCafe」や、YouTube「システム組立ちゃんねる」なども運営し、地方企業のIT化推進に日々努めている。

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