ITシステム全体最適化の決定版!Salesforce連携で成功する組織改革と徹底活用事例

ITシステム全体最適化の決定版!Salesforce連携で成功する組織改革と徹底活用事例

今回は、ITシステム全体最適化を目指す企業様に向けて「Salesforce連携で成功する組織改革と徹底活用事例」と題し、組織全体最適化されたITシステムを導入することのメリットと部分最適を優先したシステムのデメリットについて事例を挙げながらお話しします。

【この資料でわかること】

  • 組織全体が「使いやすい」と言えるITシステムを目指す
  • 組織全体最適化されたITシステムのメリットと部分最適を優先したシステムのデメリット
  • 自社徹底利活用事例 ~Salesforceを中心としたシステム連携組立図~
  • 自社徹底利活用事例 ~イメージがしやすい各領域での利活用方法~

ホワイトペーパーでは、フライクのサービスメニューについてもご紹介していますので、今回の記事を見て興味を持ってくださった方は、ぜひそのままホワイトペーパーをダウンロードください。

▼動画による解説はこちら

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組織全体が「使いやすい」と言えるITシステムを目指す

まず、皆さんが考える「使いやすい」ITシステムとはどのようなものでしょうか。

フライクが目指すシステムは、端的に言えば組織全体が「使いやすい」と言えるITシステム=全体最適化されたシステムです。

「使いやすい」と一言であらわすと具体性に欠けますが、フライクは以下のような3つの共通項があると考えています。

①直感的な操作性
システムが誰でもすぐに理解でき、特別な訓練を受けなくても使えることが重要です。ユーザーインターフェース(UI)がシンプルで、必要な機能に素早くアクセスできるデザインが求められます。
これにより、全ての部署や社員が効率的に仕事を進められます。

②シームレスな連携・統合
部門間や業務プロセスがスムーズに連携できるように、システムはデータや機能を統合している必要があります。
例えば、営業、経理、人事などの異なる部門が同じデータをリアルタイムで共有できるようになれば、重複作業が減り、全体の効率が向上します。

③カスタマイズ可能な柔軟性
各部署や個人のニーズに応じて、システムが柔軟にカスタマイズできることも重要です。
全社共通の基本機能を持ちながら、個別の業務フローに合わせて設定を変えられるシステムは、全員が自分の業務に最適な環境を作りやすくなります。

しかし多くの企業が、部門やチームごとにシステムを選定=部分最適をしてしまい、社内全体で「使いやすい」とは言えないような非効率なシステムになりがちです。

次の章では、組織全体が「使いやすい」と感じるITシステムについて考えるきっかけとなるよう、組織全体最適化されたITシステムのメリットと、フライクの導入事例を紹介しています。

組織全体最適化されたITシステムのメリットと部分最適を優先したシステムのデメリット

組織全体最適化されたITシステムのメリット

組織全体最適化されたITシステムのメリットは5つあります。

1. 売上と利益の最大化
効率的にリソースを活用することで、顧客管理や販売プロセスが迅速に行われ、収益機会を逃さずに取り込める
運用コストの削減やプロジェクトごとの収益性を高めることで、結果的に利益率も向上
・最適なデータ活用により、売上予測や市場分析も精度が高くなり、利益追求のための意思決定も迅速に行えるようになる

2. 部署間の境目をなくす
各部署がリアルタイムで必要なデータを共有し、スムーズに協力できる環境が整う
業務の効率が向上し、迅速かつ柔軟に顧客対応やプロジェクト管理を進められる

3. 業務効率と生産性の向上
時間のかかる重複した業務やエラーの発生しやすい手作業を削減
→高度なタスクや戦略的業務に集中できるようになり、全体の生産性が向上する

4. リアルタイムのデータ活用
組織全体のデータをリアルタイムで収集・統合し、誰でも必要な情報に迅速にアクセスできる
→各部門が最新の情報を基にして迅速な意思決定を行えるため、リスク管理や問題解決が早くなり、機会損失を最小限に抑えることができる

5. 柔軟な対応力と成長への適応
企業の成長や市場の変化に応じて柔軟に対応できる設計
→新しい技術やビジネスモデルへの迅速な適応を支援し、競争力を維持し続けるための基盤

全体最適化されたITシステムは、組織の成功に不可欠な要素となり、ビジネスの効率化と持続的な成長を支える役割を果たすのです。

部分最適を優先したシステムのデメリット

では、逆に部分最適を優先してしまったシステムを導入した場合のデメリットを見ていきましょう。

1. データの断絶と情報共有の遅延
特定の部署や業務に特化しているため他の部署とのデータ連携が不十分
情報の断絶や共有の遅延が発生し、業務全体に影響を与える

2. 重複作業の増加と効率の低下
異なる部門やプロセスがそれぞれ独立して動くため同じデータを複数の場所で管理した結果、重複作業が増える
→業務効率が著しく低下

3. システム間の非互換性による追加コスト
他システムと連携する設計になっていないことが多く、システム統合に追加のコストや時間が必要に
→最悪の場合、連携が不可能となり、別システムを新たに導入する必要が出てくる

4. 全体的な視野の欠如による意思決定の遅れ
全社的なデータを一元的に管理できないため、経営層が全体のパフォーマンスを把握できない
重要な意思決定が遅れ、ビジネスチャンスを逃す可能性がある

5. 従業員のフラストレーションとモチベーションの低下
部分最適なシステム導入により、複雑で使いづらい業務プロセスが生じ従業員のフラストレーションが増加
→モチベーションが低下し、離職リスクが高まる

部分最適化されたシステムは、特定の部署や業務に一時的な改善をもたらすことがあっても、組織全体として見ると業務の効率を大きく損ない、成長を阻害する原因となることが多いのです。

しかし、全体最適化ができるシステムを導入するにはコストがかかりすぎてしまい、断念してしまうという企業様もいらっしゃるでしょう。

そこで、複数のシステムを組み合わせることにより、全体最適化に近づける方法をご紹介します。

自社徹底利活用事例〜Salesforceを中心としたシステム連携組立図〜

フライクは2024年で創業5期目を迎えた会社ですが、約35個のITツールを利活用し、組織全体で使いやすいと思える「システム連携組立図」を日々研究開発しております。

フライクがシステム連携組立図を自社で徹底利活用している背景は、主に3つあります。

①利益追求型組織運営
システムの効率的な連携によって自社全体の業務プロセスを最適化することで、各プロジェクトが持続的に収益を上げる体制を整え、組織全体の健全な成長を支える

②人の得意領域に注力する
システムやAIの力を活用し、反復的な業務や自動化できるプロセスを効率化。「複数の業務との連動性を考える」「次のステージに上るために今何を準備するか」など、戦略的で創造性が求められる領域に注力できます。

③研究開発をビジネスに変換する
多くのシステムを研究開発し、自社で最先端技術を活用しながら、良い点と改善点を把握し最適なITツールをお客様にご提案できるようになります。

また、フライクは次のような考えを持ってITツールを選んでいます。

①単体での使いやすさと優れたUI・UX
フライクでは、ツールが単体で使いやすく、直感的な操作ができることを重視しています。
ユーザーインターフェース(UI)やユーザーエクスペリエンス(UX)が優れているツールは、業務効率を高めるだけでなく、ユーザーのストレスも軽減します。

②他システムとの連動性
ツールは単独での優秀さだけでなく、他のシステムとの連携がスムーズに行えるかも重要です。フライクは、複数のシステムが連携し、データやプロセスがスムーズに流れることで、業務全体の最適化を実現します。

③成長性とサポート体制
ツールが現在の業務に適しているだけでなく、将来的なビジネスの成長に対応できるかも重要視しています。
ツールの機能がアップデートされ続け、長期的な利用に耐えうること、またサポート体制が整っており、困った時に迅速な対応が受けられるかも選定の大きな基準です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

組織全体のITシステム最適化を目指すには、ツールの適切な利活用、システムの連携、そして部門横断的な視点が重要です。
Salesforceを中心に、各ツールの強みを活かしたシステム構築によって、真の業務効率化と組織改革が可能になります。

組織全体の最適化は、単なるツール導入では達成できません。

ITツールの深い理解と、それを業務にどう融合させ、効率を最大限に引き出すか。

これこそが真の成功への鍵です。フライクは、システム連携によって組織の力を引き出し、使いやすく効果的なIT環境を構築するお手伝いをしてきました。

ホワイトペーパーでは、「イメージがしやすい各領域での利活用方法」として「システム連携組立図」に乗っ取った各領域のシステム利活用方法についてより詳しく解説しています。

ぜひホワイトペーパーをダウンロードして、全体最適化の実現と組織変革するためにお役立てください。

▼ホワイトペーパーDLはこちら

もしホワイトペーパーに関してご不明な点がありましたら、お気軽にフライクまでお問い合わせください。

自己紹介
大瀧 龍 株式会社フライク 代表取締役

福岡県福岡市出身。富士通グループ会社のシステムエンジニアや営業支援などを経て、2017年にfreee株式会社に参画。九州支社長と広島営業所長を兼任し、2019年には西日本の責任者としてマザーズ上場に貢献する。同年2019年に「3rdコンサルティング株式会社」を創業。システムを活用した中小企業の経営課題解決やIT化、DX化支援に取り組む。システムエンジニアや営業として現場で培った経験を生かして、フロントオフィスとバックオフィスの両方をカバーし、システム設計・開発から運用提供まで一括して提案できるコンサルティングを追求。

2021年11月に社名を「株式会社フライク」に変更し、新たなスタートを切る。IT普及を目指すコミュニティ「ふくおかクラウドCafe」や、YouTube「システム組立ちゃんねる」なども運営し、地方企業のIT化推進に日々努めている。

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