フライクおすすめBtoB企業向けITツール:第二部 ITツール管理&採用業務&バックオフィスを効率化!本当に使えるITツール4選

フライクおすすめBtoB企業向けITツール:第二部 ITツール管理&採用業務&バックオフィスを効率化!本当に使えるITツール4選

今回のブログは、フライクが自社導入で生産性と業務効率を劇的に向上させたBtoB企業向けITツールを三部構成でご紹介します。
いずれも生産性向上や業務効率化に直結する魅力的なツールばかりです。

第一部:アナログ企業が最初に取り組むべき!初心者向けITツール4選
第二部:ITツール管理&採用業務&バックオフィスを効率化!本当に使えるITツール4選
第三部:タスク管理とディスカッションを一気に改善!社員の生産性向上に役立つITツール2選

第一部はこちらをご覧ください。

今回は第二部ということで、ITツール管理のジョーシス、採用管理のHERP、請求書処理を簡素化するバクラク請求書受取、クラウド会計ソフトfreeeの自社導入事例を詳しく解説します。

フライクでは、常時35個以上のSaaSツールを活用し、年間1,000万円以上をIT関連に投資。さらに、就業時間の10%をシステム研究開発に充てています。

今回ご紹介するツールは、フライクにとって直接的な利益には一切つながりません。
それでも、自社でしっかりと利活用し、「本当に良い!」と実感できたツールだからこそ、自信を持ってお届けできる内容となっております。

全体を通して、実際の自社での利活用例を交えながら、各ツールの魅力をわかりやすくお届けします。

フライクだからこそお届けできる「現場で使える」情報が満載です。ぜひ最後までご覧ください!

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おすすめツール⑤ジョーシス:SaaSツールのアカウント発行や管理を自動化

新入社員の入社や退職者のアカウント管理に時間を取られていませんか?
ジョーシスは、SaaSツールのアカウント発行や管理を自動化し、IT管理者や人事担当者の業務負担を大幅に軽減してくれる便利ツールです。
アカウントの発行、削除、権限設定などがボタン一つで簡単に行えます。

【フライクの具体的な自社利用方法】

  • 入社時のアカウント発行を一括自動化

新入社員のGoogleWorkspaceやSlackなどのSaaSアカウントを一括発行するだけでなく、パソコンや周辺機器の管理も併せて自動化。誰がどの備品を使っているかを一元管理することで、紛失や重複購入の防止につなげています。

  • 退職者のアカウント削除と備品回収の徹底

退職者のSaaSアカウントを即時削除するだけでなく、貸与していたパソコンや備品の回収状況も自動でトラッキングでき、返却漏れや情報漏洩のリスクを未然に防止します。

  • シャドーITの排除

社員が勝手に導入したツールやアプリ(シャドーIT)の存在も、ジョーシスで可視化。全社で承認されていないツールの利用を防ぎ、セキュリティリスクを最小限に抑える仕組みを構築しました。

  • 権限管理の効率化

部署や役職ごとの権限を一括設定し、異動や昇進時の変更を簡単に反映。適切な権限付与で業務の効率化を図るだけでなく、情報漏洩のリスクも削減しています。

  • 使用ツールと備品の一元管理

誰がどのSaaSツールを使い、どの備品を使用しているかをリアルタイムで把握。使用状況をもとにコストを最適化し、不要な支出を削減しています。

【月額費用】
年間36万円(50IDまで利用可能)

【もし、このITツールを使わなかったら?】
IT管理者がアカウントの発行や削除、権限変更を手作業で行うため、以下のような問題が起きていたでしょう。

  • アカウント発行に時間がかかり、入社初日にキッティング作業やアカウント発行で大幅な時間がかかってしまう。
  • 退職者のアカウント削除を忘れ、不正アクセスやセキュリティ事故のリスクが増大。
  • 権限設定のミスにより、業務に必要なツールが使えない、または不要な情報にアクセスできる状態が発生。

ジョーシスを導入したことで、これらのトラブルを未然に防ぎ、IT管理者が戦略的な業務に集中できる環境を実現しました。
「管理の自動化」が、チーム全体の効率化を大きく後押ししてくれます。

おすすめツール⑥HERP:採用プロセスを一括管理。チーム全体で効率よく採用活動を!

採用活動において「候補者情報がバラバラで管理できない」「連絡漏れや対応遅れが発生する」という課題に悩んだことはありませんか?
HERPは、採用プロセスを一元管理し、チーム全体で効率よく採用活動を進められるクラウド型採用管理ツールです。
採用に関わるすべてのメンバーがスムーズに連携でき、採用効率が大幅に向上します。

【フライクの具体的な自社利用方法】

  • 採用サイトからの応募を一元管理

自社採用サイトからの応募をHERPで一元管理。履歴書や職務経歴書もHERP上で収集・閲覧可能なため、ファイルやメールを探す手間がゼロに。
また、有料版にアップグレードすることで、ビズリーチWantedlyといった主要な採用媒体だけでなく、エージェントからの推薦もHERP上で一括管理可能。候補者の情報を分散させることなく、スムーズに進捗を管理しています。

  • 求職者とのメールのやり取りを一元化

求職者とのメールのやり取りもHERP内で一括管理。テンプレートを活用して迅速かつ一貫性のある対応が可能に。HERP上で全メンバーがやり取り履歴を確認できるため、対応漏れや二重連絡が一切発生しません。

  • HERP Trustを活用したリファレンスチェックのシームレスな実施

HERPと連携するHERP Trustにより、候補者のリファレンスチェックをシームレスに実施。過去の職場での評価や働き方をスムーズに確認し、候補者の信頼性や適性を客観的に評価しています。別ツールを使わずにHERP内で完結するため、チェックにかかる時間を大幅に削減できました。

  • Slackへの自動通知

HERPとSlackを連携させることで、採用プロセスの重要な進捗や新規応募者の情報を自動で通知。採用チーム全体がリアルタイムで情報を共有できるため、迅速な意思決定が可能になりました。これにより、Slack内で必要な情報をすぐに把握し、業務効率をさらに向上させています。

  • エージェントとのスムーズな連携

HERP上でエージェントからの候補者推薦情報を一元管理。エージェントとのメールのやり取りもHERP内で完結するため、情報の抜け漏れがなく、候補者対応がスムーズに進行します。

【月額費用】
6ヶ月利用料が無料(利用条件あり)

【もし、このITツールを使わなかったら?】
これまでは採用活動において、以下のような課題が常態化していました。

  • 書類管理の煩雑さ

○候補者の履歴書や職務経歴書はBoxに保存し、不要になったタイミングで手動で削除する方法を採用していました。

○しかし、削除のタイミングが担当者によって異なり、属人的になりがちでした。そのため、別途削除期限を管理する必要があり、破棄漏れによる情報管理リスクも存在していました。

  • 進捗管理の混乱

○採用プロセスはExcelで管理しており、応募があるたびにExcelに手動で入力。その後の進捗管理もExcel上で行っていましたが、1日にカジュアル面談が3~4件ある日にはどうしても入力が後回しになり、タイムリーな更新が難しい状態に。

○また、求職者とのメールのやり取りは各求人媒体のコミュニケーションツールを使用していたため、最新情報を確認するにはExcelを参照したり、各ツールにログインして確認する必要があり、非常に非効率でした。

  • Salesforce導入の失敗

○採用管理の全体最適化を目指して、一度はSalesforceを活用しようと試みましたが、実際にデータを入力するメンバーが限られ、チーム全体で活用するには至りませんでした。結果的に「やっぱりExcelでいいか」となり、非効率な状態に逆戻り。全体最適化の取り組み自体が頓挫してしまいました。

このような状況では、候補者対応の漏れやタイムリーなフォローができないことで、採用プロセスが停滞するだけでなく、チーム全体が「本当にこの方法でいいのか?」という疑念やストレスを抱えたまま業務を進めることになっていました。

その後HERPを導入したことで、これらの課題がすべて解消され、採用活動が劇的に効率化しました。BoxやExcelで煩雑だった作業から解放され、進捗状況をリアルタイムで把握可能に。さらに、自社HPにHERPをリンクさせることで求人情報を一元管理でき、求職者にとっても違和感のないスムーズな動線を実現できるようになりました。

HERPならではの手軽さと効率性が、フライクにとって採用活動を進化させる救世主となっています。

おすすめツール⑦バクラク請求書受取:請求書の受け取りから社内承認まで効率化

紙の請求書やPDFファイルを受け取るたびに、「印刷して承認印をもらう」「スキャンして管理する」「社内ファイルサーバに保管する」といった手間に、うんざりしていませんか?
手動作業が多いと、時間がかかるだけでなく、紛失や管理ミスのリスクも増大します。

バクラク請求書受取は、請求書の受け取りから社内承認、そして経理処理までを効率化できる画期的なツールです。
メールで送られてくる請求書を自動で電子帳簿保存法に対応した形式で保管し、社内チェックの履歴を明確に記録できます。
これにより、経理業務が劇的にスムーズになり、管理の手間を大幅に削減可能です。

【フライクの具体的な自社利用方法】

  • 請求書の受け取りをデジタル化

メール添付や専用サイトにアップロードされた請求書を全てバクラクで一元管理。請求書が届いた瞬間にデータが自動補完され、OCR技術で入力項目が自動的に埋まるためチェックだけで支払い依頼ができる状態にできます。

  • 支払い承認フローを効率化

部門長や経理担当者による承認フローをすべてバクラク上で完結。承認依頼はSlackにも自動通知され、承認者はSlack上から直接承認可能に。これにより、メールや個別のやり取りが不要になり、承認待ち時間が大幅に短縮されました。

  • 請求書のステータス管理を可視化

支払期限や承認状況をリアルタイムで把握可能。これにより、処理漏れや遅延が防止され、支払い遅延によるトラブルを未然に回避。チーム全体で状況を一目で共有できるようになりました。

  • 会計ソフトとの連携

バクラクをクラウド会計ソフトと連携することで、請求書データが自動で仕訳入力される仕組みを構築。これにより、経理担当者が手動入力で発生していたミスが削減され、月次処理が大幅にスピードアップしました。

【月額費用】
月額40,000円〜

【もし、このITツールを使わなかったら?】
これまでの業務では、以下のような課題が常態化していました。

  • メールで届く請求書をBox保管もしくはfreee会計へ手動でアップロード

メールで送られてきた請求書を担当者がBoxに保管。その後、Slackで上長に承認依頼を連絡し、最終的に経理担当者がfreee会計へ手動でアップロードするという煩雑な作業が発生していました。
この一連の流れは属人的で、特に担当者が忙しい場合や承認が遅れると、支払業務が遅延するリスクも。こうした状況では、パートナー企業との信頼関係が悪化する可能性があり、ストレスを抱えながら作業を進めざるを得ませんでした。

  • 承認待ちで業務が滞る

部門長が外出中や会議中の場合、承認が遅れ、その影響で経理処理や支払いスケジュールが後ろ倒しに。承認フローがスムーズに進まないことで、経理部門が調整に追われる事態も度々発生していました。

  • 手動入力による経理ミス

会計ソフトへの手動入力では、数字の誤入力が避けられず、その修正にさらに時間を取られるという非効率な状態でした。ミスのたびにデータを確認し直す負担が経理担当者にのしかかり、月次処理の遅延につながることもありました。

これらの課題は、バクラク請求書受取の導入によってすべて解消されました。

  • 請求書の受け取りから保管、承認フロー、freee会計への連携までが自動化され、手作業のストレスから解放されました。
  • 承認依頼はSlackに自動通知され、承認者がSlack上でそのまま承認できる仕組みにより、承認待ちの時間が大幅に短縮。
  • 請求書データはバクラクが自動補完し、freee会計へ直接連携されるため、手動入力のミスが完全に排除。

その結果、請求書処理のスピードが飛躍的に向上し、経理部門の生産性が大幅に改善し、パートナー企業との信頼関係も強化され、まさに「請求書管理の革命ツール」と呼べる存在となりました。

おすすめツール⑧freee会計:会計に関する情報がすべて一元管理。経理業務もデジタルに効率化

「クラウド会計なんて、どれも同じでしょ?」と感じている方にこそ使ってほしいのが、freee会計です。

freee会計が提供するのは、ただの「仕訳入力の効率化」ではなく、日々の業務の延長線上で借方・貸方や振替伝票を自動作成し、経理担当者が本来注力すべき「経営管理」に集中できる環境を作ることです。

経理業務は単に仕訳データを記録するだけではありません。
そのデータを活用してキャッシュフローを改善したり、新しいビジネスに取り組むための財務戦略を立てたりと、経営全体に貢献する役割を担っています。
freee会計は、そうした未来志向の取り組みを支える強力なパートナーとなるツールです。

さらに、freee会計は請求書発行や入出金管理、経費精算といった業務をシームレスに連携可能。経理部門全体の生産性を大幅に向上させるだけでなく、経営判断に必要なデータをリアルタイムで提供します。

【フライクの具体的な自社利用方法】

  • APIを使った会計データの連携

○フライクでは、Salesforceからの請求書データ、バクラク請求書からの支払い請求書、バクラク経費申請からの経費申請データ、freee人事労務からの給与計算情報を、それぞれfreee会計にAPIで連携しています。

○この仕組みにより、あらゆるデータがfreee会計に集約され、自動的に仕訳業務が完成することはもちろん、二重入力の手間やミスがなくなりました。

○freee会計はAPIを柔軟に開放しているため、さまざまなシステムと自由に連携可能です。他のクラウド会計ソフトでは難しい、システム間のスムーズな連携を実現しています。

  • 税理士とのデータ共有で月次決算業務を効率化

○フライクでは経理専任者を置かず、税理士事務所に記帳代行を依頼しています。それでも、翌月末には月次決算が完了

○freee会計のデータ共有機能を活用し、税理士とリアルタイムでデータを共有できるため、手間なく効率的な決算が可能です。

○月次のPL推移を確認し、勘定科目別の予実管理や取引先・品目別に数字を分析。リアルタイムでキャッシュフローを把握することで、成長スピードを計測し、投資や経営判断をタイムリーに行っています。

【月額費用】

【もし、このITツールを使わなかったら?】

  • 経理担当者に丸投げしてソフトを決めてもらう → 業務がブラックボックス化

「会計ソフトのことは経理が詳しいから、使いやすいものを選んでもらおう」と経理担当者に選定を丸投げ。
その結果、経理が仕訳を手動で入力しやすいツール を選ぶことに。
しかし、freee会計のように「業務を行うだけで仕訳が自動で作成される」発想ではないため、結局業務とは別に仕訳作業をする手間が発生してしまいます。

  • 税理士に丸投げして記帳代行 → 自社の数字が見えづらくなる

「経理のことは税理士にお願いすればいい」と考え、記帳代行を丸投げ。
しかし、仕訳の入力がリアルタイムではないため、データが手元に戻ってくるのは1ヶ月以上後です。
「売上は好調だけど、キャッシュが足りない理由がすぐにわからない」 という状況が発生し、資金繰りや投資判断が後手に回ってしまいます。
さらに、手元にあるのは「過去の数字」だけ。将来的な資金繰りや利益の見通しが立てづらく、「今月、使っていいお金はいくらか?」をリアルタイムに判断できなくなります。

  • キャッシュフローが読めない → 利益を残すための試算表確認が遅れる

毎月の試算表を見ながら利益を確保するルーチンはあるものの、経理からデータが上がってくるのが遅いため、分析や対策が「月末締め→翌月末確認」というスローペースに。
「利益は出ているはずなのに、なぜかお金が残らない」 という事態になっても、キャッシュフローの分析が後手に回ることで、本当に必要な対策をすぐに打てません。
その結果、税金・経費・投資のバランスを考えるのも遅れ、「気づいたら資金が減っていた」という事態に陥ってしまいます。

【freee会計が実現したこと】

  • APIによる自動化で、複数のシステムを連携し、データの一元管理と手作業の削減を実現。
  • 税理士とのシームレスなデータ共有により、専任者がいなくてもスムーズな月次決算を可能に。
  • リアルタイムのキャッシュフロー分析で、成長や投資判断のスピードを加速。

まとめ

いかがでしたか?
次回の第三部では「タスク管理とディスカッションを一気に改善!社員の生産性向上に役立つITツール2選」と題して、リモートワークや多様な働き方に最適なmiroとBacklogを活用し、プロジェクト管理やチームコラボを効率化する方法を解説します。

このブログを参考にし、皆さんのシステム導入成功につながりますように。

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