フライクおすすめBtoB企業向けITツール 第三部:タスク管理とディスカッションを一気に改善!社員の生産性向上に役立つITツール2選

フライクおすすめBtoB企業向けITツール 第三部:タスク管理とディスカッションを一気に改善!社員の生産性向上に役立つITツール2選

今回のブログは、フライクが自社導入で生産性と業務効率を劇的に向上させたBtoB企業向けITツールを三部構成でご紹介します。
いずれも生産性向上や業務効率化に直結する魅力的なツールばかりです。

第一部:アナログ企業が最初に取り組むべき!初心者向けITツール4
第二部:ITツール管理&採用業務&バックオフィスを効率化!本当に使えるITツール4選
第三部:タスク管理とディスカッションを一気に改善!社員の生産性向上に役立つITツール2選

第一部はこちらをご覧ください。
第二部はこちらをご覧ください。

今回は第三部ということで、リモートワークや多様な働き方に最適な miroと Backlogを活用し、プロジェクト管理やチームコラボを効率化する方法を解説します。

フライクでは、常時35個以上のSaaSツールを活用し、年間1,000万円以上をIT関連に投資。さらに、就業時間の10%をシステム研究開発に充てています。

今回ご紹介するツールは、フライクにとって直接的な利益には一切つながりません。
それでも、自社でしっかりと利活用し、「本当に良い!」と実感できたツールだからこそ、自信を持ってお届けできる内容となっております。

全体を通して、実際の自社での利活用例を交えながら、各ツールの魅力を分かりやすくお届けします。

フライクだからこそお届けできる「現場で使える」情報が満載です。ぜひ最後までご覧ください!

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おすすめツール⑨miro:オンラインホワイトボードでアイデア出しやコラボ作業をスムーズに進行

「リモート環境でのブレストがうまくいかない」「アイデアをビジュアル化したいけど、ツールが複雑で使いにくい」そんな悩みを抱えていませんか?

フライクでも、以前は社内ミーティングでホワイトボードやノートを使って活発にディスカッションを行っていました。
しかし、リモートワークが主流になると、エクセルや他のオンラインホワイトボードを使って試行錯誤を繰り返しましたが、どこかうまくいかない感覚が残り、「結局オフラインで話したほうがやりやすい」という結論になってしまうことも。

さらに、お客さまとの打ち合わせでも課題が発生。Zoomやオンライン会議が増える中で、資料を使ってヒアリングやディスカッションを行うものの、会議が終わると「結局何を話したんだっけ?」と思い出せず、熱量が感じられない場面が発生。

「もっと白熱して、リアルタイムでお客さまと意見を交わし合えるツールがほしい」と感じていました。そんな状況を一変させたのが、miroです。

直感的に操作できるオンラインホワイトボードで、まるでリアルタイムでホワイトボードを囲むような感覚でディスカッションが可能になり、社内外のコラボレーションが一気にスムーズになりました。

【フライクの具体的な利用方法】

  1. 社内MTGやひとりブレストでの活用
    a. 社内のチームミーティングでは、miroを使ってリアルタイムでアイデアを視覚化。付箋や図形を活用して意見を整理し、議論を深めることができます。また、ひとりブレストにもmiroを活用。自由にアイデアを広げたり整理したりするのに最適なツールとして使っています。リモート環境でも、あたかもホワイトボードを目の前にしている感覚で、思考を深められるのが大きなメリットです。
  2. 業務設計プロジェクトでの顧客ヒアリング
    a. クライアントとの業務設計プロジェクトでは、miroを使ってヒアリング内容をリアルタイムで可視化し、会話を活性化。Zoom会議中にmiroを共有しながら、お客さまと一緒にプロセス図を作成したり、意見をその場で書き込みながら議論を進めています。会議終了後もmiroに残った内容を振り返ることで、「何を話したか」「どんな意見が出たか」を明確に把握でき、次のアクションをスムーズに決定できます。
  3. 採用面談での求職者の過去を振り返る
    a. 採用面談では、求職者のこれまでのキャリアやスキルをmiroで図解しながら振り返ります。求職者と一緒にタイムラインやスキルマップを作成することで、面談をただの質問応答ではなく、双方向の対話に変えることが可能です。これにより、求職者の強みや可能性をより深く理解し、適性を正確に評価できます。

クライアントのヒヤリング時のサンプル

ひとりブレスト

【月額費用】

【もし、このITツールを使わなかったら?】

  • 社内MTGやひとりブレストが非効率に

○リモート環境での社内ミーティングでは、エクセルやPowerPointを使ってアイデアをまとめようとしても、入力者が1人に限定されてしまい、チーム全体でスピード感のある議論を進めることが難しい状況でした。

○資料を使ったディスカッションも、どうしてもテキストベースのやり取りになり、ブレストの全体像や流れが分かりづらくなってしまいます。結果として、「この議論、どこまで進んだっけ?」と振り返る場面が増えていました。

○また、ひとりブレストでは、アイデアを紙やノートに書き出すのは良いものの、共有の際に新たに資料を作る手間が発生し、効率が悪くなってしまいます。

  • 顧客ヒアリングで議論の熱が冷める

○クライアントとのZoom会議では、話した内容をテキストで箇条書きにするくらいしかできず、視覚的に議論を整理するのが難しい状況でした。仮に資料を使ってディスカッションを進めたとしても、情報がテキスト中心で結論だけがメモに残るため、肝心のプロセスが抜け落ち、会議の流れがつかみづらくなることも多々ありました。

○最悪の場合、会議終了後に「何を話して、どうやってこの結論に至ったのか」が曖昧になり、録画データを見返す羽目になることもしばしば。お客さまとその場で熱を持った議論を進められるツールがあれば…と感じていました。

  • 採用面談で求職者の魅力を十分に引き出せない

○採用面談が一問一答形式に終始してしまい、求職者のキャリアやスキルを深掘りするのが難しいことが課題でした。特に、面談中にタイムラインやスキルセットを視覚的に整理する仕組みがないため、求職者の経験や強みがぼんやりしたまま面談が終了してしまうこともありました。こうした状況では、求職者の本当の魅力を理解しきれず、採用の判断が曖昧になることも避けられませんでした。

miro を導入したことで、これらの課題が解消され、リアルタイムでの視覚的な共有やアイデア整理が可能に。社内外での議論の熱量が格段に上がり、ミーティングやヒアリングの質が劇的に向上しました。

おすすめツール⑩Backlog:プロジェクトやタスクを可視化し、チームの進捗管理を可視化

プロジェクト管理やタスクの進捗状況をExcelやスプレッドシートで管理していませんか?

特にメンバーが複数いる場合や社内だけではなく社外パートナーと連携して進める場合、タスク全体像が把握しづらく、進捗が遅れている箇所やボトルネックの把握に時間がかかることがあります。

Backlog は、チームでのタスク管理をシンプルかつ視覚的に行えるプロジェクト管理ツールです。
すべてのタスクが誰の担当で、どの状態にあるのかを一目で把握できるため、プロジェクトの進行がスムーズになります。

【フライクの具体的な利用方法】

  • ①クライアントの業務設計・システム設計プロジェクトでの利用

○業務設計やシステム設計では、自社メンバーだけでなく、資料作成を担当するパートナー企業やクライアントを巻き込みながらタスク管理や資料チェックを進める必要があります。
Backlog を活用することで、以下の課題を解決しました。

「ボールがどこにあるのか?」を明確化
タスクの責任者や進捗状況が一目で分かり、誰が原因で作業が停滞しているのかを即座に把握可能に。

■ステークホルダー間のスムーズな連携
クライアントやパートナー企業とも同じツール上で作業を進めることで、状況共有のスピードが格段に向上しました。

  • ②システム開発・システム保守プロジェクトでの利用

○システム開発や保守業務では、自社メンバー・パートナー企業・クライアントが三位一体となって進める必要があります。Backlog を活用することで、以下のような運用を実現しています:

機能ごとのタスク分解と進捗管理
開発工程では機能ごとにタスクを細かく分解し、期限や担当者を設定して進捗を管理。テスト工程では、プログラムテストや結合テストといった詳細な範囲まで分割して進行できます。

■エラー報告や修正対応の効率化
エラーが発生した際は、テキストだけでは伝わりづらい内容を動画にしてBacklog上で共有。タスクに紐づけたコミュニケーションにより、状況把握と対応が迅速に行えています。

  • ③マーケティング制作プロジェクトでの利用

○フライクでは、YouTube、ブログ、X(旧Twitter)など、複数のチャネルを活用したマルチチャネル戦略を展開。一つのコンテンツを複数チャネルに投下するプロジェクトが複数同時進行しています。BacklogSalesforce を連携し、以下のように役割を分担して活用しています。

進捗状況の全体把握(Salesforceダッシュボード)
複数プロジェクトにまたがる進捗やメンバーのタスク負担状況をSalesforceダッシュボードで確認。プロジェクト全体の管理を効率化。

タスクの詳細管理とコミュニケーション(Backlog)
各プロジェクトの具体的なタスク管理や、制作内容に関するやり取りをBacklog上で実施。タスクごとに詳細な指示や修正依頼をコメントで共有し、スムーズな進行を実現しています。

【月額費用】

【もし、このITツールを使わなかったら?】

  • エクセルでのスケジュール管理と属人的なタスク管理が限界に

○以前はエクセルでプロジェクトのスケジュール管理を行い、タスク管理は各担当者に任せていました。しかし、プロジェクトが複雑になるにつれて「これ、今どこまで進んでますか?」「これって誰が対応するんでしたっけ?」といった確認のやり取りが増加。

○毎週の定例会や朝礼で進捗を確認しても、タスクのヌケモレが発生することがあり、これがプロジェクトの遅延や作業の非効率に直結していました。「人海戦術ではもう回らない」と感じたことで、進捗やタスクを一元管理できるツールを導入する必要性を強く感じるようになりました。

  • マーケティングの複雑化で管理が追いつかない

○初期の頃は、制作するマーケティングコンテンツも1つか2つ程度だったため、タスクの確認や進捗管理は比較的シンプルでした。しかし、組織が成長し、YouTubeやブログ、X(旧Twitter)などのマルチチャネルにコンテンツを展開するようになると、同時進行で複数のプロジェクトを回す必要が生じました。

○特に、一つのコンテンツが複数のチャネルに投下される中で、どのチャネルで何が進んでいるのか、誰が何を担当しているのかが不透明になり、PDCAを回すどころか、進捗状況を把握するだけでも一苦労。「これでは全体を見渡して改善する余裕がない」と判断し、進捗管理ツールが必要不可欠だと痛感しました。

Backlog を導入したことで、これらの課題が解消され、チーム全体のタスク状況や進捗をリアルタイムで把握できる環境が整いました。

プロジェクト管理がスムーズになったことで、「確認の手間」や「ヌケモレ」が大幅に減少。チーム全体が一つのゴールに向かって動けるようになり、プロジェクトのスピード感と効率が劇的に向上したのです。

まとめ

いかがでしたか?
今回ご紹介した10個のBtoB企業向けITツールは、どれも生産性向上や業務効率化に直結する魅力的なツールばかりです。

これらのツールを利活用して、生産性の向上や業務改善を目指してみてください。
皆さんのシステム導入成功につながりますように。

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