会計freeeが使いにくい思われる理由と便利機能3つ

会計freeeが使いにくい思われる理由と便利機能3つ

↓5分でサクッとアニメで学ぶ動画↓

こんにちは、地方×ITを伝播する株式会社フライクの大瀧です。

今回は「なぜ会計ソフト導入は失敗するのか、成功に導くための事前準備」についてお話しいたします。

お問い合わせ 無料オンライン相談予約はこちらから

freee会計を中心としたシステム連携組立図のお役立ち資料はこちらから

会計ソフトを選ぶ基準は?

突然ですが、みなさん会計ソフトはどんなものを使用されていますか?

また、どんなことを基準に会計ソフトを選択・導入されているでしょうか。

今回は、会計ソフトfreeeのバックオフィス機能を例に、会計ソフト導入成功の糸口を探っていこうと思います。

freeeにいた歴史を振り返る

私(大瀧)は、2017年8月から2020年1月まで、約2年半に渡り会計ソフトfreeeの九州支社長を務めていました。

具体的な仕事内容としましては、①会計・税理士事務所向けの営業
士業と同行しクライアント向けの提案
フロントオフィス(顧客管理・案件管理)
バックオフィス(会計・経理)の業務改善提案

を行なっていました。

そんな元freee九州支社長の私が選ぶ、freeeの好きな機能トップ3と、

導入失敗する人のfreee誤認識トップ5についてご説明いたします。

freeeの好きな機能トップ3

好きな機能①売掛、買掛管理

従来のバックオフィスでは、

売掛金、買掛金の管理:エクセルや会計ソフトではないところでの管理

で行うことが多かったのではないでしょうか。

ところが、freeeでは他システムから連携した売掛の情報が自動的に連携され、「売掛金管理」が可能。

  • 売掛請求書→売掛台帳→消込
  • 買掛請求書→買掛台帳→消込

がスムーズに実施できるのです!

好きな機能②月次推移>PL・BS>証票類

こちらも従来の例を出しますと、

  • 仕訳と商標類が紐付いていない
  • 仕訳に勘定科目、補助科目、摘要で管理

など、非常に分析しづらくなっています。

では、こちらもfreeeのバックオフィス機能を見てみましょう。

「月次推移」の項目に注目してみると、

  • 仕訳と商標類が紐付いている
  • 勘定科目に加え、「取引先」「品目」「部門」の摘要を管理

つまり、PL、BSから総勘定元帳にリンクができるので、全体を把握しながら細かい粒度を確認できる

=細かな分析が可能となっています!

好きな機能トップ③API連携

こちらも従来のバックオフィスでは、業務ソフトと会計ソフトが分断されているので、基本は手入力になってしまいます。

が、freeeでは会計へ入力するインプット機能を蓄えたシステムと連携が可能です。

たとえば、

  • board
  • Salesforce

こういったフロントオフィスツールとの連携を検討してみても良いでしょう。

freeeとSalesforceとの連携事例をご紹介

Salesforceを劇的に改善する3つの手法を知りたい方は、まずは無料ダウンロード

salesforceを劇的に改善する3つの手法 資料ダウンロード

freeeが使いにくいと思われる理由

freeeって結構な確率でベテランの経理さんに「使いづらい」と嫌われがちです。

その理由によく挙げられるのが、

「借方、貸方で入力できない」「振替伝票が打てない」「修正仕訳がしにくい」

というものです。

ただ、freee=単なる会計ソフトと思っていると、導入に失敗してしまうかもしれません。

導入失敗する人の誤認識トップ5

そんなfreee導入を失敗する人の誤認識を5つまとめてみました。

まず、freeeというのは、

ERP(Enterprise Resource Planning)ソフトの考えを持った会計ソフト×

会計機能を持った業務ソフトという総合業務システムです。

つまり、業務をしていくと、会計の領域だけではなく、業務ソフトの領域「仕訳」ができる仕組みになっています。

また、ERPのシステムを用いることで、あらゆる情報が管理できる=経営者にとっては経営に判断できる情報が詰まっているのです。

先ほど例に出した

  • 売掛情報
  • 買掛情報
  • 経費申請
  • 給与支払

これらの情報を単に手入力しているのでは、「経営判断」に必要な情報を適切なタイミングで取得することはできません。

なので、freee=会計ソフトと考えるのではなく、総合業務システムだという認識を持っていただきたいです。

freee会計を中心としたシステム連携組立図のお役立ち資料はこちらから

会計freee導入を実施するために必要なこと

では、freeeの導入を実施するために、どんなことが必要になってくるでしょう。

業務フローの見直し

まず優先すべきなのは、業務フローの見直しです。

会計を入力するまでの業務(売掛、買掛、経費申請、給与)を徹底的に見直し、

どこを改善すればよいかという部分に目を向けてみましょう。

インターネットバンキングの導入

次に、インターネットバンキングの導入です。

  • 総合振込ファイルの作成作業
  • 銀行に行き、振込作業の実施

これらの面倒な作業を省きたいのであれば、すぐにインターネットバンキングを導入すべきです。

freee徹底的に使いこなすなら「地銀」のインターネットバンキングは入金専用にして、

「買掛」などの業務を効率化するなら「ジャパンネット銀行」がおすすめです。

税理士に何を求めるか

最後に、税理士に何を求めるかを再検討してみましょう。

記帳代行や申告書作成といった自社の帳簿作成のアウトソーシングを求めるのか、

あるいは税理士と月ベースでのPL、BSを見ながらの前月振り返り・投資計画のディスカッションを重ねられる関係を求めるのか。

弊社では、バックオフィス周りのヒヤリング:税理士・会計事務所がメインで実施
フロントオフィス周りのヒヤリング:フライク(弊社)がメインで実施
フロント〜バックオフィスのつなぎこみ:税理士・会計事務所×弊社で実施

と、これまでの「分断型」提案ではなく、得意領域を高め合いながら相互提案を実施しております。

freee会計を中心としたシステム連携組立図のお役立ち資料はこちらから

まとめ

今回のまとめとしましては、

  • freeeは業務ソフト&会計連携ソフトという認識を。
  • 会計に入力する業務を簡素化・連携できるための業務整理をする。

これらのことを認識し、実行するだけで会計・経理のこと以上に

業務の見直し・整理も行き届いて、その分の時間や労力を他の業務にまわすことができます。

最後に

いかがでしたでしょうか?

ブログではなかなか伝わりづらいところもがあるかもしれませんが、本内容に関することやITのことをよりわかりやすくyoutubeでまとめております。

これ無料でいいの!?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、【地方×IT】を伝播するには必要なものですので是非御覧ください。

チャンネル登録していただけると定期的に情報取得できるので是非お願いいたします。

こちらからyoutubeリンクを張っております。 詳細に相談してみたいということであれば、お問合せも承ります。 今日も一人でも多くの方にITが伝播しますように・・・。

▼「60分無料相談」

︎無料相談はコチラ

▼「お問い合わせ」

お問い合わせはこちら

フライクでは、すぐにシステムの導入をご提案することはありません。お客様が行っている普段の業務、描いている未来をまずはヒアリング致します。
理由は、導入するだけでも比較的大きな金額が掛かりますし、そもそも活用できなければ意味がないからです。

・相談したいけど事前にシステム組立屋のサービスについてもっと知りたい

・DX推進パートナーとして具体的に何をしてくるのか…

まずは、弊社サービスのVision Road Mapプログラムの資料を無料ダウンロードいただければ幸いです。

Salesforce導入サービス
【サービスと料金】 VisionRoadMapプログラムってどんなサービス?
自己紹介
大瀧 龍 株式会社フライク 代表取締役

福岡県福岡市出身。富士通グループ会社のシステムエンジニアや営業支援などを経て、2017年にfreee株式会社に参画。九州支社長と広島営業所長を兼任し、2019年には西日本の責任者としてマザーズ上場に貢献する。同年2019年に「3rdコンサルティング株式会社」を創業。システムを活用した中小企業の経営課題解決やIT化、DX化支援に取り組む。システムエンジニアや営業として現場で培った経験を生かして、フロントオフィスとバックオフィスの両方をカバーし、システム設計・開発から運用提供まで一括して提案できるコンサルティングを追求。

2021年11月に社名を「株式会社フライク」に変更し、新たなスタートを切る。IT普及を目指すコミュニティ「ふくおかクラウドCafe」や、YouTube「システム組立ちゃんねる」なども運営し、地方企業のIT化推進に日々努めている。

CONTACT US お問い合わせ

システムを武器に
変革するための第一歩

お問い合わせ

1営業日以内に、
担当者よりご返信いたします。