
このブログでは、フライクが2025年10月1日よりサービス提供を開始した「Salesforceライセンス最適化プラン」についてお話しします。
Salesforceは世界中の企業で活用されている、強力な顧客管理・営業支援プラットフォームです。
その中でもSales Cloud Enterprise以上、あるいは Service Cloud Enterprise以上を導入している企業は、幅広い機能を使える一方で、次のような課題に直面しやすくなります。
今回は、そういった課題を抱えている多くの企業様に向けて、「Salesforceライセンス最適化プラン」のサービス内容や、導入するメリットについて解説します。
「今の契約が最適なのか確信が持てない」「もっと効率的にライセンスを活用したい」とお考えの方に、きっと役立つサービスとなるでしょう。
目次
まず、「Salesforceライセンス最適化プラン」は、Salesforce Sales Cloud/Service Cloudを使っている企業様向けのサービスです。

【ライセンス費用を適正化する】という基本方針のもと、利用状況に合わせて最適な組み合わせをご提案し、ランニング費用を削減することで、無駄なコストを削減しながら、必要な機能を最大限活用できる状態を作るお手伝いをします。
先ほど冒頭でもお話ししましたが、Sales Cloud Enterprise以上、あるいはService Cloud Enterprise以上のライセンスを持つ企業様の中には、それらの機能を持て余してしまっているケースもあるでしょう。
ここで考えていただきたいのは、ひとりあたり月額約2万円のライセンス費用に、本当に見合った価値を見出せているか?という点です。

また、全社員に高額なライセンスが必要だと思い込んでいないか?という点についても、今一度見直してみましょう。
フライクが伴走しているお客様の中には、
といった企業様もいらっしゃいます。
つまり、ライセンスを最適化するだけで「無駄なコストを削減しながら、必要な機能を最大限活用できる」状態を作ることは十分可能なのです。
そこで、フライクはこれまで培ってきたSalesforceのノウハウ、ならびに独自に開発した他システムとの連携方法をもとに「全社員に高額ライセンスが必須」という思い込みをなくし、「自社にとって本当に最適なSalesforceライセンス」をご提案する新たなサービスを展開することにしました。
フライクは、Salesforceライセンス最適化を実現するために押さえるべき5つのポイントをもとに、お客様と一緒にシステム再構築の方針を決定します。

① ユーザーの利用状況の可視化と計画
② ライセンス種類の最適化
③ 権限・プロファイルの整理
④ オブジェクト設計の見直し
⑤ 将来の拡張性・運用コストも考慮対象に入れる
Salesforceライセンス最適化プランの基本方針は「ライセンス費用を適正化する」ことです。
Salesforceのライセンスは「全員同じ」ではなく、利用状況に合わせて最適な組み合わせをすることで、大幅にコストを抑えられます。
● Sales Cloudライセンスを継続利用すべきユーザー
-「リード」「キャンペーン」「商談」などを日常的に利用
● Service Cloudライセンスを継続利用すべきユーザー
-「ケース」「ナレッジ」「Service Cloudコンソール」などを利用
● 安価なライセンスにPlatformライセンス(月額3,000円/12,000円)に切り替えすべきユーザー
– 標準オブジェクトの一部(取引先・取引先責任者・レポート・ダッシュボード)+カスタムオブジェクト中心で利用しているユーザー
【最適化によって得られる効果】
① 単純にランニング費用を削減
● 高額ライセンスを必要としないユーザーをPlatformに移行することで、月額・年間のライセンス費用を大幅に削減。
● 「同じSalesforce環境を使いながらコストを抑える」ことが可能。
② ライセンス費用を維持したまま、全社員にライセンスを付与
● 削減効果を原資にして、これまで未付与だった社員にもライセンスを展開。
● 全員が同じデータベースにアクセスできるようになり、部門横断での情報共有がスムーズに。
③ Salesforceライセンスを削減し、新しい便利なITツールを導入
● Salesforceにこだわらず、空いた予算で最適なITツールを追加導入。
- 例:請求管理ツールでバックオフィスを効率化、チャットツールで社内連携を強化。
- 「餅は餅屋」方式でのシステム活用により、Salesforce単体よりも便利で柔軟な業務環境を実現。
ここからは、「Salesforceライセンス最適化プラン」適応後の具体的なスケジュール感と費用についてお話しします。
導入を検討したいという企業様は、ぜひ参考にしてください。
調査及び提案費用:10万円(本契約後にお値引きします)
初期費用:ご提案時に下記いずれかの初期設定費用をご提示します

契約期間:6ヶ月
60分の無償相談会、おおよそのスケジュールとボリューム感を提示
簡易業務ヒアリングを最大2回実施(1回1時間)、カスタムオブジェクトの再構築
プロファイルや権限設定、ライセンスプランのご提示
ユーザーごとの最適なライセンス設計プランを策定
Salesforce上でのライセンス付け替えを実施、権限セットや運用ルールの見直し
納品物:Salesforce環境
サービス内容:Salesforce保守・運用代行サービス
①標準機能(ノーコーディング)が多い企業向け
②開発機能(コーディング)が多い企業向け
サービス概要につきましては、こちらのプレスリリースも併せてご覧ください。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000089168.html
いかがでしたでしょうか?
繰り返しますが、Salesforceには必ずしも全社員に高額なライセンスが必要なわけではありません。
Salesforceの最適化のために重要なのは、「自社にとって本当に最適なSalesforceライセンス」です。
「ちょっと自社だけで実施するのは難しいな」とお思いの方や、Salesforceライセンスの最適化で悩んでいる企業様は、ぜひ一度フライクにお問い合わせくださいませ。
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